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2009年6月

2009年6月25日 (木)

時速50kmぐらいの風景

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朝起きると空は快晴。部屋はそろそろ掃除したほうが良さそうな状態ですが、それ以外に特にやらなくては
いけない事も無し。こんないい天気の日に掃除して過ごすのも味無いんで、部屋の掃除はまた今度にして
バイクでどこかへ行くことにしました。これから本格的に暑くなってくると乗る気にならなくなってきますね。
今のうちに乗っておこうと。

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特に目的地は無かったのですが、ルートはこんな感じ。
大原を抜けて、鯖街道を北上。朽木(1)から更に細い山道に入り針畑(2)方面へ。
帰りは県/府境を越えて京都に入り、鞍馬を通って市内へ。

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道中の風景はこんな感じ。ガードレールがないだけでこんなに美しい。

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針畑の集落。この集落は舗装路も尽きてここから先はもう道は無し、といった感じの奥深い所なのですが、
やけに若い人の姿が目立ちます。髪型や着ているものなどから見て明らかに地元の人達とは違う雰囲気。
畑の横にティピーが立っていたり、イベント会場のような広場もあったり、見た感じ町から移ってきた若い
人たちがヒッピーコミューンのような共同生活を送っている集落のようでした。

この京都の北側に広がる山間地域には時々そういう集落があるんですが、
帰ってきてから調べてみると、やはりあの人達は「山水人(やまうと)」と言って、自然と共生出来る永続的
な村を作る事を目的としたコミューンだそうで、定期的に京都を拠点として活動するアーティストやDJなどを
招いて野外ライブ/フェスのようなお祭りを開催し、その収益や、農業やらヨガ教室やら造園業やらなんやで
この村(エコビレッジと言うらしい)を運営してるのだとか。

音楽のお祭りと自然、いいですねこういうの。
子供の頃に第二のムツゴロウ王国の建設を夢見てた者としては、ここにムツゴロウ的な要素がプラスされるとなお
好みなのですが、とにかく価値観や理想を追求し、こうして開かれた形で実践して成り立たせてるってのは素晴ら
しいです。以前、滋賀県信楽の山奥でMIHOミュージアムを所有する宗教団体が資金力にものを言わせて作った、
これと似たコンセプトの農村に立ち寄ったことがあるのですが、そこよりももっと自然で人間的な印象を受けました。

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YOUTUBEに山水人のお祭りの動画が沢山あったので、いくつか貼っておきます(09/06/28 追記)

山水人2007

山水人2006

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Aki rasunrise workshop Yamauto 2008

長老会議

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モリアオガエルの卵塊。わりと気軽に遭遇できる天然記念物としておなじみ。

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近頃ニュースにひっぱりだこのオタマジャクシ。
竜巻だよ説、鳥が吐いたんだよ説、イタズラだよ説、ナカタさん説・・・
このファフロッキーズ現象、今や日本各地で起こってるようで、中には空から降ってきた場面に遭遇した人もいるらしい。

サギは身の危険を感じると胃の中のものを吐き出して身軽になって逃げる習性があるそうです。
今の次期、サギは子育ての真っ最中で、胃にオタマジャクシや小魚を詰め込んで巣へ運んでいるそうですが、そのサギの
習性を知っている頭のいいカラスが食べ物をかすめ取る為に飛んでいるサギをいじめて胃の中のものを吐き出させている、
という説が個人的には一番説得力があるかなと思ってるのですが、どうでしょう。
実際にカラスがサギをいじめてる所を見た事は無いし、今後はちょっとサギとカラスの関係に注視する必要がありそうです。

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山の天気を舐めてはいけません。朝あれだけ晴れてたのにいきなり豪雨。
いそいで神社の大きいな杉木立の下で雨宿り。

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ミツバチやサルの群れも急いでねぐらに戻ってました。

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大した盛り上がりもなく雨にも降られてずぶ濡れになってしまいましたが、前半は非常に気持ち良く走れたし、
それより何より山奥で面白い事をやってる人達の存在を知る事が出来たの大きな収穫。良い一日になりました。

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2009年6月16日 (火)

喫茶 探偵

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冷たいものでも飲みたいなーと思ってた時、このキラキラ光るひものれんがかかっている喫茶店が
目に入いったので、何の気無しに入ってみたのですが・・・
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探偵事務所? 藤原紀香?
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なにやら普通の喫茶店にはない雰囲気が端々から漂ってきます・・・ 


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帰ってから調べてみるとこのお店、「私立探偵 濱マイク」シリーズの監督の林海象さんの奥さんが
やってる店らしい。そういえば店内はいかにも濱マイク的な雰囲気がありました。

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昼は喫茶店、19時〜はバーになるそうで、夜の部では上映会や舞台発表も不定期に行われているとか。
この本棚は実は隠し扉になっていて、この奥で上映会や舞台発表が行われるそうです。

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林海象監督はこの夏、「比叡山頂遊園にあったお化け屋敷*1を懐かしがってる人達へ・・・」と、
五条のほうにある工場をお化け屋敷にして一般公開するとか。
今は京都造形芸術大の教授もされてるそうですが、こういう遊びごころを持って色々とやってくれる
人がいると町がちょっと楽しくなりますね。ありがたい。
ちなみに、お化け役には舞踏集団、大駱駝艦
*2のメンバーも特別出演されるそう。これは怖そう(笑)

(*1 怖いと評判だったお化け屋敷。幼少の頃に号泣した覚えあり)
(*2 山海塾や白虎社などの元になった舞踏集団)

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お隣は「上海バンド」なる正体不明の店。
我が左京区(特に京大〜造芸大にかけての一帯)にありがちな胡散臭さを強く放っておりました。

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2009年6月11日 (木)

光るキノコ探し その3 ~ GOT YOU!

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初めは目の錯覚かと思うほど弱い光りでしたが、暗さに目を慣らしながらじっと一点見つめしていると
確かに何かがそこで弱く発光しています。確認のためにライトを点けて薮をわけわけ近づいてみると・・・


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いた!!!シイノトモシビタケ!


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明かりを点けて撮るとこんな感じ。思ってたよりもずっと光りは弱く、明るい所では本当に目立ちません。
あのままライトを点けて探していればきっと一生見つけられなかったはず。ヒメボタルのおかげですね。


Mycenaluxcoeli_4

どうしても見てみたかった森の妖精。
それを目の前にして腰を下ろし、シャッターが開いてる間はヒメボタルの光りを鑑賞。至福の時。



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この頃になるともう地面に寝そべって撮影してました。
暗闇で寝そべってモゾモゾと…端から見れば不審者丸出しでしたが、幸いここは誰もいない森の中。
好きなだけ地面と同化しながら激写です。



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近頃はホタルイカにやられっぱなしで自分の運にすっかり自信をなくしていて、今回も失敗に終わるん
じゃないかと半ば覚悟していたんですが、これはもう完全に満足のいく撮影になりました。


Moon

帰りに撮った月の光。
森の外はこんなに明るかったんですね。

こころなしか、月もいつもより柔らかく満ち足りたように見えました。
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2009年6月10日 (水)

光るキノコ探し その2 〜真っ暗森へ

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つづきです。

事前の下調べによると、南紀のとある国立公園の森でそのキノコの観察会が時々行われてるという。
観察会が行われているのだから、そこにあるのは間違いなさそうですが、情報はあまりに少なく、土地勘もなし・・・

はたして初めて入る広い森の中で、あの小さなキノコを見つけ出すことが自分に出来るのだろうか? 

危ぶむなかれ・・・踏み出せばその一足が道となる。迷わずにゆけよ、ゆけばわかるさ。

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誰かがそんなことを言ってたのを思い出し、のこのことここまでやって来た訳ですが・・・

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はい、まさかの立ち入り禁止w  

目指す森は柵の向こう側。始まる前に終わったw
まあ勝ち目が少ないのは初めから分かってましたが、いきなりそんな門前払いしなくても(笑)

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しかし諦めるのはまだ早い。他に道は無いかと半島の反対側にまわってみると、公園のビジター
センターがあったので、ここなら何か教えてもらえるかもと思い寄ってみることに。

応対して下さった職員の方によると、やはりこのビジターセンターが管理してる分布エリアは
立ち入り禁止で観察会以外の日は入れないらしい。
しょうがないので礼を言って帰ろうとすると、わざわざ来たのに不憫と思ってくださったのか、
「確認してないので実際に生えてるかは分からないですが・・・」との前置き付きで、管理してる
森以外の場所でもそのキノコが発生してるらしいと、その場所を教えてくれました。

とりあえず行ってみるしかないですね

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森の地図を手に入れた

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さっそく地図を頼りに下見へ。

日が暮れてしまう前に一度森を歩ておき、おおよその地形だけでも頭に入れておこうという算段。

運よく明るいうちに発見して、あとは暗くなってからさっと撮りに行くだけでオーケーって事に
なれば理想的なんですが・・・

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自転車で行けるとこまで行って、いよいよ森へ。

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足元はわりとしっかりしてて、暗くても歩きやすそう。

Akategani

至るところの隙間にアカテガニが潜んでいますcancer

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道はここまで。この先は海に下りて行く階段があるだけ。

結局、明るいうちの発見はならず、一旦車に引き返して暗くなるのを待つ事に。

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そして暗くなってから再び探索開始!

徐々に夕闇が濃くなり、ライト無しでは自分の手のひらさえ見えなくなった頃、
目の端に何かがチカっと光るのが見えました。

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ヒメボタル!・・・初めて見ました。

このヒメボタルはゲンジボタルやヘイケボタルより光りの点は小さいものの、光り自体は強く、ふいに目の前で
発光されるとびっくりしてしまうくらい。光り方もゲンジボタルは緑の光がほわっと柔らかく光る感じですが、
このヒメボタルは小さなLEDがチカチカと点滅してるような感じです。

ライトを消して周りを見渡すと、そこらじゅうで点滅しており、とても幻想的な事になっています。
(写真で伝えきれないのが残念ですが、「ヒメボタル」で画像検索してもらえればその時の雰囲気に近い画像がみれると思います)

正直この時、圧倒的な闇の濃さやら森の奥から聞こえてくる正体不明の物音にすっかり怯えてしまっていて、
「もうキノコなんかどうでもいいから帰りたい、僕は家に帰りたい」ってな気分になりかけていたのですが、
このホタルの光りに囲まれたとたん、なぜか一気に怖さが消え、ニコルさん風に言うところの「森は
アタタカーイ」の状態になり、むしろ闇に包まれてるのが心地良いぐらい。不思議な体験でした。

このヒメボタルはライトを点けると、波が引くかのようにさーっと森の奥の方へ行ってしまう事に気付いた
のでライトを消してしばらくその幻想的なホタルの光りの乱舞に見とれていると、立っている道の脇の薮に
何やらぼんやり発光するものが・・・

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まだつづきます。

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2009年6月 9日 (火)

光るキノコ探し その1 〜高野山

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また和歌山へ行ってました。写真は目的地に向かう途中に立ち寄った高野山です。

元々ここに寄るつもりはなかったのですが、まだ通った事の無い道を通ってみようと奈良から
適当に山道を南下してると、寺だらけの町に到着したのでナビを見てみるとそこが高野山でした。

高野山と言うともっとおどろおどろしいイメージを持ってましたが、意外と明るい雰囲気の町なんですね。

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ちょうど昼時だったので、何か食べようと車を駐車場に入れてぶらぶらと散策。

土地の平らな部分の大半がお寺の敷地で、お寺とお寺の間にお土産を売る店や民家がぽつぽつと
有る感じ。歩いてる人のお坊さん率もやたら高い。

帰ってから調べてみると、この町の土地は全て金剛峯寺の所有なんだそうです。

「大半」どころの話ではなかったですね。

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沢山ある精進料理のお店の一軒に入って食べた茄子の田楽。
こういうのは清い食事をしてる、っていう満足感があって良いです。

食べてるだけで徳を積んだような気分になります。胡麻豆腐も美味かった。

Kouyasan_4

この辺りはたっぷり一日かけても足りないほど見るものがありそうでしたが、
時間もあまり無いので少しだけブラブラして高野山を後に。

今回の目的は以前にも投稿した光るキノコ、シイノトモシビタケを見つけ出す事なんです。

(一度に投稿出来る容量に制限があるので、いくつかに分けて投稿します) 

 

Kouyasan_5

 

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